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エスカレーターステップ清掃 安全性
エスカレーター踏み段清掃においてエスカレーター本体に対する影響で考えられるものを清掃の手順に沿って報告いたします。
踏み板の清掃
清掃の手順
- クリートライザー(蹴上部)の除塵
- 踏み板の回転ブラシ掃除機による除塵
- ライザーのスラッジの掻き落とし
- 洗剤噴霧
- ライザーの温水高圧洗浄
- 踏み板の温水高圧洗浄
報告
1.クリートライザーの表面はエスカレーター利用者の安全の為、縦の溝状になっています。
バキュームクリーナーで除塵する際、溝に追随して気密を保つ機能を持った、専用のノズルを用います。
気密を保つためにナイロンブラシを使用しています。又金属の吸い口部分には樹脂性のプロテクターを取り付けて、ライザー表面に傷等が付かない構造にしています。
2.踏み板部は利用者の安全の為、縦の深い溝状になっています。
回転ブラシとバキュームクリーナーによる溝の除塵を行います。
回転ブラシはナイロンブラシで出来ており、踏み板面に傷等が付かない構造にしています。
3.ライザーのスラッジの掻き落としにはナイロンブラシを使用しています。又金属の部分には樹脂性のプロテクターを取り付けて、ライザー表面に傷等が付かない構造にしています。
4.チエンオイルを分解するための洗剤は、ライザー・踏み板面の塗装を傷めない弱アルカリの洗剤を使用します。噴霧量についても下部に落下をしないように均一に噴霧します。ライザー部は縦面の為特に注意をします(熟練度要)。
※薬品の安全性
5.ライザーの温水高圧洗浄にはエクストラクターにライザー用ウオンドを接続して行います(温水温度50℃未満)。ウオンドの先端にはナイロンブラシを使用しており、ライザー部を傷つけないようになっております。
また、エクストラクターにより抜群の吸水力を発揮し、傘から滴り落ちる水程度の残存水に抑えるため内部機械への影響はありません。
6.踏み板の温水高圧洗浄にはエクストラクターに踏み板用ウオンドを接続して行います(温水温度50℃未満)。ウオンドの先端には凹凸にフィットするウレタン樹脂製の部材を使用しており、踏み板面を傷つけないようになっております。
また、エクストラクターにより抜群の吸水力を発揮し、傘から滴り落ちる水程度の残存水に抑えるため内部機械への影響はありません。
ライザー・踏み板の高圧洗浄において少量の水分が残ることはありますが、エスカレーター下部の機械室にはチェーンに注油したオイルが垂れるのを受けるオイルパンが設置してあり、傘から滴り落ちる位の少量の水は下階に落ちる心配はありません。
作業者の技術習得は必要ですが、正常な作業を行えばエスカレーター本体への支障はありません。